みちほすとの期待値投資ブログ

みちほすとの期待値投資の挫折と成功をありのままに綴るブログ。期待値投資を通して金銭的自由を目指す。Amazonのアソシエイトとして、「みちほすとの期待値投資ブログ」は適格販売により収入を得ています。

リスクとリターンについて

リスクとリターンについて

この世の事象をうまく説明できる物差しの一つに、リスクとリターンがある。

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リスクとリターン(出所:https://www.smbc.co.jp/kojin/toushin/guide/step1/index06.html

上記のように、横軸をリスク、縦軸をリターンとするのが一般的な図としてよく用いられる。

あえて投資以外の例を出してみると、日系企業外資系企業で働くことを比べた場合、基本的に外資系企業の方が雇用リスクが高い。しかしその分、外資系企業の方がリターン(給料)も高いことが多い。

このように、投資だけでなく世の中の事象をうまく説明できる概念として、リスクとリターンが存在する。

 

「リスクとリターン」の活用方法

そして、この概念を活用し、自らの人生において最適な決断を下すためには以下の2つを考えなくてはならない。

 

①自らのリスク許容度を理解し、それにあったリスクを取りに行くこと

②y=axのグラフ(上図で言えば青緑色の矢印)より上にある対象を選択すること

 

②が少しわかりにくいかもしれないので、具体的に説明してみよう。

外資系企業と同等の雇用リスクがあり、かつ日系企業と同様の給料が得られる会社で働くことは、②を満たさないため、より良い決断とは言えない。

また、「住宅ローンを繰り上げ返済すべきか」という問いの答えについては、繰り上げ返済はリスク0かつリターンが年間数%になることが想定されるので②を満たす。そのため、基本的には良い選択であり、その資金を株式投資するよりもよい選択となりうる可能性すらあると言える。

この物差しの素晴らしさが、少しはご理解いただけたであろうか。

 

本ブログにおける「期待値」とは

本題に移ろう。周知の事実であろうが、投資の世界においては特に「リスクとリターン」を意識しなければならない。そして意識すべき行動は先述の①②どちらも共通である。

本ブログにおいては、②におけるy=axの傾きaについては、「インデックス投資における傾き」と定義する。投資の世界においては、9割以上のファンドが市場平均に負けてしまい、②のような投資対象が極端に少ないため、インデックス投資最強説が巻き起こっているのだ。

そして、本ブログにおいては「②を満たす対象に投資すること」を「期待値投資」と定義する。広義の意味ではリターンがプラスであれば「期待値がある」表現するのであろうが、本ブログでは市場平均を超えるアクティブ投資について言及していくので、以降、先述の通り狭義的に「期待値」という単語を使わせていただく。

 

そんなところで、今日は終わりにしましょう。

なぜ株式市場は右肩上がりなのか?

全世界株式インデックス投資をしている人が正しいとしている仮説

先述の記事、『投資におけるメディアリテラシーについて』にて述べたように、「大衆は投資系情報発信者の情報をインプットすると、勉強した気になってしまう」という課題が我々には存在する。現に私も、インデックス投資において必要な分析・考察すらも不足していた過去があった。(現在も不足している可能性は大いにある。)

それに際し、「全世界株式インデックス投資をしている人が正しいとしている仮説は何だろう?」と疑問がわいてきたので、自分なりに考察を行ってみた。もちろん、直接的には「株式市場が右肩上がりである」というのが回答なのであろうが、では、なぜ株式市場は右肩上がりなのであろうか?

 

なぜ株式市場は右肩上がりなのか?

想定されうる回答としてまず挙げたいのは、「各国政府がお金を刷り続けているから」という回答である。もちろんそれも正しい一要因ではあると思うが、しかしそれでは、債券や金などの商品を、株式が極端にアウトパフォームしている事象に説明がつかない。

次に想定される回答として挙げたいのは、「資本主義経済であるから」という回答である。こちらも正しい理由ではあると思うが、株式市場が右肩上がりである理由に直接的には結び付かない。(論理の飛躍があるように思える。)

 

では、なぜ株式市場は右肩上がりなのか?

それは、「資本家(株主)が労働者から搾取をしているからだ」というのが私の意見だ。

 

例を出して説明してみよう。一年間で100億円の利益を生む企業があったとする。そのうち人件費として10億円労働者に支払いを行えば、会社の利益は90億円だ(詳細な経費等の計算は今回割愛する)。この90億円こそが株主が享受する価値であり、そのうち一部は配当金へ、そのうち一部は企業の自己資本として蓄えられるかもしれない。

そしてこの90億円こそが、株式価値として積みあがるもので、株式市場が右肩上がりになっている原動力だと私は考えている。

 

まとめ

全世界株式インデックス投資を行う際には、「資本家(株主)が労働者から搾取をしている構造=資本主義経済」が崩れないことを仮定している。それらの仮定が覆った際には、前提条件が変わってしまうため、損切りなりリバランスを考えなくてはならない。逆に言えば、それらの仮定を脅かす問題以外は、取るに足らない問題であるということだ。

実はそのほかにも、労働者と資本家の関係性についてや、株式市場が右肩上がりな理由について、リスクとリターンの軸で考察してみたことがある。そちらの考察内容については後日気が向いたら、記事にしていきたいと思う。

 

そんなところで、今日は終わりにしましょう。

投資におけるメディアリテラシーについて

近年の投資ブーム

コロナショックにともない、近年投資ブームが巻き起こっている。それに伴い、投資系情報発信者が影響力を増してきている。それらの方々のおかげで投資を始める人が増えてきているのは非常にいいことなのかもしれないが、それは2つの大きな問題を孕む。

 

2つの大きな問題とは

1つ目は「投資系情報発信者は大衆が惹かれる情報を発信し続けないといけない」という構造的な問題である。本当に必要な情報のみならず、意識をしなくてもいいような情報を拾い上げ発信したり、さらには情報を尾ひれを付けて発信してしまうようなこともあるかもしれない。

2つ目は「大衆は投資系情報発信者の情報をインプットすると、勉強した気になってしまう」という問題である。
これは自分にも言える問題ではあるが、1つ目の問題により生じた「自らの投資に本当に必要でない情報」をインプットしてしまった大衆は、勉強した気になってしまい、本当に自分の投資に必要な情報がないままわかった気になり投資をしてしまう。

例えば、脳死インデックス投資を行うのが良いという情報があふれているが、我々はそれに伴うリスクは理解できているだろうか?また、家計全体からどの程度の金額をインデックス投資に回すべきなのかをリスクを踏まえたうえで計算できているだろうか?

情報系投資発信者の情報を受動的にインプットするだけではなく、自ら思考を巡らせたうえで、必要な情報を自ら能動的に取りに行く必要があるのだ。それが一つのメディアリテラシーのあるべき姿だと私は考えている。

 

投資におけるメディアリテラシー

上記の2つの大きな問題の解決策として、私は本ブログで自分の思考を書き綴ることとした。自らの思考を言語化し整理することで、自らの投資のスタイルを確立したい。それに共感をいただけるようになればとても幸せなことである。

しかし同時にそれは、私自身が「投資系発信者」になってしまうということであるから、読者の皆様は鋼のメディアリテラシーをもって本ブログ含めてお読みいただきたい。

 

そんなところで、今日は終わりにしましょう。

本ブログの目的・内容

本ブログの目的

本ブログの目的は、「自分が投資において考えていることを備忘録的に書き溜めていくこと」だと現時点では仮に定義して走り出すこととします。

あまりかっちり決めすぎると、行動を起こしにくくなってしまうので。

 

本ブログの内容

また、本ブログの内容については、「市場平均を上回るパフォーマンス」を目指したアクティブ投資について言及していきます。”脳死インデックス投資をするのが最良の選択である”と確信を持っている人は興味のない話かもしれませんが、私、みちほすとはそれを目指して必死に努力する予定です。

 

その理由

その理由は、自己紹介で触れましたが、10年以内に金銭的自由を達成したいと考えており、そのためには「収入」「支出」「運用利回り」のいずれかを突出させる必要があります。その中で私みちほすとの持つ能力で突出させられそうなのが「運用利回り」だと考えているからです。

私はIQが高く、MENSA会員の方は投資で結果を残している方が多いので。

(※ただしIQは人間の一つの側面を測る一つの尺度でしかないと認識しており、ほかの方を見下すつもりは全くありません。運動能力が高い方、コミュニケーション能力が高い方、自己表現能力が高い方、共感能力が高い方それぞれ強みがあると考えています。各々、自らの持つ能力を客観的に評価し強みを生かして人生を謳歌すべきだと考えています。)

 

もちろん、多くのファンドが市場平均の利回りに勝てないことは知っています。私も実際、2020年のコロナショックでなけなしの資産200万を失ってしまいました。ですが、今後は着実に期待値を積み上げる投資を行うことで、安定的に市場平均を超える投資は実現可能だと信じています。

 

そんなところで、今日は終わりにしましょう。

自己紹介

初めまして、みちほすとです。

某所でサラリーマンをしているMENSA会員です。(IQ150over sd15)

投資はまだまだ初心者なので、失敗ばかりですが、今自分が考えていることを難しく考えすぎず書き溜めていければと思いブログを始めました。

気に入ってくださる方がいれば、読んでいっていただけると嬉しいです。

 

突然すぎますが、笑

私は生きる意味を【自らの能力を身近な人や社会に還元し、自分の生きた証を残すこと】だと定義しています。

現状私は、裕福とは決して言えない環境に身を置いているので、まずは金銭的自由を達成し、自分と自分の身近な人に還元したいと考えています。

金銭的自由を達成した後には、本当に自分がやりたいことは何なのかを、金銭面の縛りを除いた上で改めて見つめ直し、社会のために何かができればと考えています。

 

そんなところで、今日は終わりにしましょう。

これからよろしくお願いします。